上流工程となる予算/計画(与件整理~社会実証~要件定義)から、実施体制づくり(チームビルディング)、プロジェクトマネジメント、クロージング(評価検証~報告書作成等)までを一貫してとりまとめ、まち/地域に新たな可能性を提案しています。
もともとは、企業の新規事業開発の初期フェーズ (PoC/ FD) にサービスデザインの観点から携わってきたことがあり、その前は外資系のクリエイティブエージェンシーでデータ分析を行っていたので、定量定性両方の視点から事業を見ることができます。
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関心領域は大きく以下の2つです。
1: デジタル技術の社会実装 (さいたま市 特区実証実験事業)
2: 未来の公共施設/ 商業施設の設計 (新潟県小千谷市ひと・まち・文化共創拠点「ホントカ。」情報環境構築)
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もともと民間企業の新規事業開発(一次産業、国際物流等)に携わっていたものの、特に日本においては、まだ既存の制度・慣習・さらには人々の先入観(マインドセット)等の旧来の枠組みが色濃く残っているせいで、新たなサービスやプロダクトが表面的な機器の導入どまりであることも多かったため、社会/地域側の構造や意識の転換が課題と認識するようになりました。
そうした考えのもと、1. においては、2017年より公共分野における社会実装を手掛ける。国(総務省)のスマートシティ政策における実証実験事業のマネジメントを5年近く担当し、行政(総務省・さいたま市)・企業(ソフトバンク、イオン、タニタ等)・大学(慶応大等)と協働でデータを活用した新規事業の社会実装に携わり、事業立案のみならず、国の制度や政策への助言も行いました。
2においても、旧来の先入観(施設はこうあるべし)のイメージの強い文化施設(図書館)において、そもそもの施設の役割から根源的な価値の見直しを行い、さらに実空間にデジタル空間を組み合わせることにより、過去例のない体験を伴った施設づくりを行いました。