■依頼概要
秋田県湯沢市で学校法人として活動しております。
児童(義務教育課程)における外国籍児童の就学支援については、外国人の子どもの教育を受ける権利が保障され、受け入れ体制も比較的整備されていますが、外国籍を持つ幼児(満1歳から小学校就学まで)の教育・保育支援については、具体的なガイドラインもなく各施設の独自の運営に任されている実情にあります。
当学園には、現在中国籍の幼児が1名入園しておりますが、幼児の家族全員(祖父母、父母、子ども2人)が中国人であるため、日常生活においても中国語が中心で日本語の理解力に乏しく、地域社会との繋がりも希薄となっています。
このため、外国籍幼児(3歳)の教育・保育支援について、幼保小連携の観点を踏まえて、幼児やその保護者との双方向的なコミュニケーションの場の設定や柔軟なカリキュラムの策定など具体的な支援のあり方を検討することとし、その検討材料として国内における「外国に籍を持つ幼児の保育・教育実践事例」の収集及び編集業務を依頼するものです。
■依頼内容
国内の保育園、幼稚園、認定こども園などの施設における「外国に籍を持つ幼児の教育・保育実践事例」について、文献やネット等を活用し、次のキーワードによりデータを編集し事例集として体裁を整えていただきます。
①外国籍を持つ幼児本人に対する教育・保育のノウハウについて
②幼児の保護者、家族等とのコミュニケーションの確立について
③外国人を支援する地域のNPOやボランティア団体等との連携による支援について
④外国に籍を持つ幼児を対象とした行政の支援制度について
■納品形態
Word形式でA4番サイズとします。一つの事例について2枚程度に収まるように体裁を整えてください
■提案について
ご提案の際には、過去の関連する実績がございましたらご提示をお願いします。
■特記事項
応募される方の資格は問いませんが、採用にあたっては幼児教育に関する専門知識に明るい方を優先させていただきます。
成果品については、施設内部の職員のみで活用し外部への提供は一切いたしません。